2011年大躍進を遂げた関東騎手の一人で、ローカルでの下積みを活かした騎乗で、夏競馬終了段階で関東リーディングトップとなるなどの大活躍を見せ、勝利数も昨年の37勝を2倍以上上回る74勝を10月現在で挙げており、新人騎手であればうなづける成績も、今年でデビュー10年目というキャリアで築いたこの成績は立派です。地道な裏開催での騎乗が今年になってようやく繋がったともいえる結果です。
今年になって多くの競馬ファンに知られる事になった田辺騎手ですが、穴の田辺として競馬ファンの間では2009年頃から広く知られており、特に新潟・福島開催での人気薄での馬券絡みが多く、高い回収率を誇る穴騎手として知られていましたが、2010年頃から関西の松田博厩舎を中心に関西圏厩舎の信頼を獲得した事により、以降裏開催小倉でも活躍を見せ今年の春の躍進に繋がっており、内田騎手の落馬負傷というキッカケを活かし、見事裏開催を卒業し中央での騎乗数確保という目標を達成します。特に今年は10月現在で勝率が1割以上をキープしているため、安定感の高さよりもむしろ騎乗馬の質が昨年より大きく上回っている可能性が高く、もともとあった実力に騎乗馬の質がようやく追いついた形です。
安定感を得た事で人気薄では買えなくなったかというとそうではなく、人気薄での好走も目立ち、また関東ではトップクラスの勝利数ながらも、勝率の低さからわかるように若干の詰めの甘さが目立つため、人気・人気薄を問わず幅広く購入を行えますが、昨年以前に見せていた過度な高配当を狙う事ができなくなったため、従来の穴騎手のイメージを持っている人に関しては、方針転換を迫る必要がある時期が訪れと判断し、買い方を改める必要があるといえるでしょう。その下積みの長さから競馬ファンからは将来の関東トップ騎手として、活躍が期待される騎手の一人です。
