日本競馬を代表する騎手として一般の人にも高い知名度を得ている武豊騎手。卓越した騎乗技術と早い時期からの活躍により、数々の騎手の記録を塗り替え、国内競馬の中で最も多くの名馬に乗った騎手といえる存在が、この武豊騎手です。
騎手としての技術以外にも武豊騎手の功績として、競馬のイメージ向上と現在の地位をイメージキャラクターとして作り上げた功績は非常に大きく、従来の競馬のイメージである熟練者・玄人が耳に鉛筆を挟み予想を行い、場内では怒号が飛び交うといった競馬場の汚いイメージから、女性でも気軽に楽しむ事ができる競馬場として、イメージを刷新するためにJRAはタレントを使用した宣伝活動を行い、多くの競馬ファンを獲得しますが、この中心となったのはやはり武豊騎手で、歴代の名馬を巧みな騎乗技術で操り、競馬ファンの信頼を獲得しながらも、そのクリーンな本人イメージから多くの新しい競馬ファンを獲得する事に成功し、現在の競馬の地位を築く事に成功します。
3冠馬ディープインパクトで、3冠騎手として頂点を極めると、その後も比較的安定した成績を残しながらも、2010年の落馬負傷により近年は衰えが見え始めており、従来の信頼感は陰りを見せ始めています。
いまだに武豊騎乗というだけで騎手人気する傾向があり、馬場読みなどの実力は衰えていないものの、差し馬や追い込み馬での勝ち上がりが減少傾向にあり、逃げ先行で勝ちあがるケースが増えていますが、従来と比べると勝率は大きく低下しています。馬券購入者にとっては、現状悩ましい存在ともいえる騎手の一人です。
